こんにちは。かねのぷーさんです。
今回は「インデックスと個別株どちらがいい?」について考えてみようと思います。
私は、インデックス投資をメインで行っていますが、個別株投資も行っています。
これまで、毎月の投資額をインデックスと個別株とほぼ同じ割合で入金してきました。
ですが、資産額が増えていく中、個別株の特有のリスクも気になってきています。

長期投資の上では、インデックス投資と個別株投資を並行して行うより、
インデックスに集中すべきではないのか?
個別銘柄への集中投資は、値動きが激しかったり、倒産などで価値を失うリスクも高まるため避けるとしても、「インデックスと個別株を並行で投資するメリットは何か?」について疑問を抱きました。
徐々に投資額も増えてきたので、運用方針もしっかり見直していく必要もあるかなと感じました。
今回はこれからの投資手法について考えてみたいと思います。
現在の運用状況
私の現在の運用状況について、上図は保有割合を表したグラフです。
投資信託が46%、米国個別株が33%、確定拠出年金が17%、国内株が4%、という保有割合となっています。
このうち、米国インデックスファンドや全世界型インデックスファンドなどで運用している投資信託の保有割合を高めていくべきなのか、もしくは、これまで通りに個別株も並行して運用していくべきでしょうか?
そもそも、私の投資は投資信託からスタートしました。
そののち、個別銘柄も運用してみたくなり、PayPay証券(旧ワンタップバイ)で米国個別銘柄の少額投資を始めました。
気がつけば、それぞれ100万円、70万円と運用額が増えてきましたので、今後の運用についても再度考えていくべきかなと思っています。
インデックスファンドの特徴
日経平均やTOPIX、ダウ、S&Pなど、毎日ニュースで流れてくる指数(インデックス)に連動した値動きをするのが特徴です。
指数と同じ値動きをするインデックスファンドは、できるだけその市場全体の値動きを表すように構成銘柄と保有比率が決められています。つまり、インデックスファンドを1本持っておけば、市場全体への分散投資の効果を得ることが可能といえます。
インデックスファンドは、個別株のように極端な値動きをすることはあまりなく、緩やかな値動きで推移していきます。短期間で何十万円、何百万円のリターンを得ることは難しいのも特徴です。
個別銘柄の特徴
日経平均の指数が軟調な場合でも、しっかりと利益を出している方もいます。指数と逆行して上昇トレンドとなっている銘柄や、指数の下げ幅より強い銘柄を見つけ出し、自身のポートフォリオに自由に組み込むことができるのが個別銘柄投資の大きなメリットです。
個別銘柄には高配当の銘柄も数多くあります。そのような高配当銘柄も自由に組み込むことで、高配当が得られるポートフォリオを作ることもできます。また一定数保有すれば、株主優待を得られることも個別銘柄の魅力です。
インデックス投資に比べると分散力が不足してしまうのが個別銘柄の大きなデメリットです。資金配分や組み換えに経験値が必要となりますし、私のように投資資金が少ない段階で個別投資をすると、集中投資の割合が高まる点にも十分注意が必要です。
インデックス投資と個別銘柄投資の並行のメリットとは?
インデックス投資と個別銘柄投資の特徴を改めて整理したところで、
両者を並行で運用するメリットはなんでしょうか?
いろいろと考えてみましたが、並行で運用するにあたっての決定的なメリットはないものの、
興味があるのならどちらもやったらいいかなと思えました。
インデックスと個別の両方で運用することで、投資経験が積めるというメリットはあると思います。
株式ってこういう値動きをするんだなとか、専門用語の意味を理解したり、
インデックスや個別銘柄のそれぞれのメリットやデメリットを実感するのは、価値のある経験だと思います。
ただし、一つ認識すべき点は、「インデックスに勝ち続けるのは予想以上に困難」である点です。
短期的にはインデックス投資に勝つことは難しいことではありませんが、
投資期間が長くなると、インデックスに勝ち続けることは難しくなるといいます。
参考:インデックス投資と個別株投資の片方しかやってはならないというルールはない
VT、VTIなどのETF(上場投資信託)でも、+20%程度の利益を出すこともあり、
個別銘柄でそれを上回るリターンを出すことは非常に難易度の高いことだと思います。
実際、私の保有資産の運用状況を見ても、インデックスのパフォーマンスが個別株を上回っています。
上記の点から、長期に渡って老後資産を築いていきたいと考える私にとっては、
個別銘柄を資産形成の中心に据え置くのはちょっと違うかなと、私は感じました。
今後はインデックスを中心に資産形成
私の投資の目的は、老後資産の形成、またはFIREの達成のためです。
私は、プロのように投資銘柄の細かな分析も行っていませんし、
購入後はBuy&Holdで放置しており、短期的な売買も行っていません。
私には指数を上回りそうな個別銘柄の選定、組み合わせ、管理などは難しいと考えるため、
インデックス中心に老後資産を形成しつつ、
余剰資金で個別銘柄を少しずつ買っていくのが一番いいバランスかなと思いました。
投資額も徐々に増えてきているので、余剰資金や副収入はインデックスファンドに回すようにし、
個別銘柄は毎月定額資金でポチポチ購入していこうかなと思います。
米国株に毎月5,000円、国内株に5,000円ずつ入金していく感じですね。
初心者でも負けにくいインデックスファンドの保有割合を徐々に高めて、
確実な資産形成を進めていこうと思います。
まとめ

インデックス投資と個別銘柄投資の特徴を再度おさらいしてみました。興味本位で始めた個別銘柄も徐々に運用額が増えてきています。今後の投資方針について確認をしておきたいと思っていました。

インデックスと個別銘柄を同時に運用することに対するメリットはそれほど感じませんが、それぞれ異なる特徴を持っているため、いい投資経験にはなると思います。ただし、初心者が個別銘柄でインデックスに勝つことは難しく、資産形成の中心をどこに置くかには注意が必要です。

長期的に老後資産を形成していきたいと考える私の場合、インデックスファンドを老後資産形成の軸に置き、余剰資金があれば少額で個別銘柄を買っていく方針で積立投資を継続していこうと考えました。
今回は、「インデックスと個別株どちらがいい?」について考えてみました。
それぞれ特徴がありますが、投資の目的が違えば、選ぶ手段も異なってきます。
短期間でリターンを得たいのであれば個別銘柄がいいと思いますし、
私のように初心者で長期的な運用を想定している場合は、
インデックスファンドで着実な資産形成を進めていくべきかなと思います。
とはいえ、両方経験することもいい投資経験になると思います。
目的に応じた投資方法をしっかりと軸にして、
余った資金でいろんな投資を経験してみるのがいいかなと思いました。
みなさんも自分に合った投資スタイルを見つけてみてください。
では、今回もここまで読んでいただきましてありがとうございました。
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