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【米国株投資の魅力】世界一のマーケットに投資しよう

投資をする

JPN ver.

こんにちは。ぷーさんです。

今回は米国株投資の魅力について書いてみようと思います。

私は米国の個別銘柄への投資、投資信託をメインにこれまで運用を続けています。

国内株なども保有していますが、全体的に米国株式の保有比率を高めにして運用を行っています

ぷーさん
ぷーさん

なんで米国株?

日本株のほうが安全じゃないの?

私たちが「株式投資」と聞いて、まず思い浮かぶのが日本企業への投資だと思いますが、停滞感のある経済状況や、人口減少などで将来性が不安視されています。

ですが世界に目を向けると、アメリカの経済規模や影響力は非常に大きく、またその将来性も非常に有望で、魅力的なマーケットだと考えています。

そこで今回は米国株投資の魅力についてまとめてみようと思います。

これから米国株投資を始めようと思う方は是非参考にしてみてください。

世界の株式時価総額の40%以上を占める存在感

現在、世界をリードする企業のほとんどはアメリカの企業です。

全世界の株式時価総額ランキングの10社中7社がアメリカの企業がランクインしており、全世界の40%以上を占める非常に大きな存在感があります。

また、これらの企業はいずれも誰もが知るグローバル大企業で、アメリカ国内だけではなく、世界中でビジネスを展開しています

参入障壁が高く、競争優位性があり、圧倒的なネットワーク効果と市場シェアを有しており、高い営業利益率を誇る銘柄が数多くあります。

営業利益率が高いということは、競争優位性の高いビジネスモデルを構築していること、つまり儲かる事業を保有していることを指していますので、このような企業に投資することで安定した資産運用が可能となります。

ちなみにこちらの世界時価総額ランキング(2020年08月末時点)の上位50社のうち、日本からトヨタ自動車のみが48位にランクインしています。

日本が誇る大企業ですが、米国の大企業とはスケールがかなり違うことがわかると思います。

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アメリカは人口増加国

次に経済とのつながりのある人口の観点から考えていきましょう。

アメリカは今後も人口が増加していく国です。

人口動態も理想的で、生産年齢人口が多く、高齢者が少ない釣鐘型の人口構成となっています。

今後も米国内においても人口推移によるマーケット縮小は考えにくく、安定した経済成長が見込まれることが考えられます。

また、アメリカ国民の購買力も他国と比べて非常に高く、国内でも企業の製品やサービスがどんどん売れていきます。

企業収益が上がると株価にも好影響となるため、米国の人口増加は経済にとって明るい材料といえます。

一方で日本では少子高齢化が進み、国内マーケットの縮小が懸念されています。

改めて人口推移を可視化してみると人口減少のスピードがものすごく速いことがわかりますね。

長期運用の場合はマーケットが拡大していく国に投資をするのがおすすめです。

Population Pyramids of the World from 1950 to 2100
WORLD - 2023

株価パフォーマンスが高い

株価パフォーマンスが高いのも米国株投資の魅力です。

下図はNYダウ平均、日経平均(ドルベース/円ベース)の変化率を1994年以降で比較したチャートです。

日経平均は株価が回復傾向ではあるものの、20年以上に渡り横ばい状態が続いています。

一方、米国株のチャートではITバブル崩壊、リーマンショックなど、大きな下落局面を経験しながらも株価は回復し、右肩上がりに上昇を続けています。

変動性のあるチャートではありますが、大きな不況に見舞われても復活する米国株の力強さは、長期間の資産形成において魅力的だといえます。

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株主還元を重視する

アメリカは徹底した資本主義の国です。

経営者や政治家も株価を上げて株主に報いることを重要視しています。

一方で株価が下がる、減配するということは経営者としては失格と捉えられています。

米国では連続増配を長年に渡って行う企業が数多くあり、P&Gは63年間、コカコーラ58年間など、50年以上も増配を続けている企業も数多く存在しています。

日本株では配当の減配という話題をよく耳にしますが、これは米国株の連続増配株などと比べて事業構造が弱く、業績の低迷が一時的なものか長期的なものか、経営陣にも判断ができなくなり、結果的に応急措置的に減配をしてしまうところが多いようです。

日本株でも連続増配を続ける企業も増えてきているようですが、20年以上連続増配を続ける企業はわずか5社ほどに留まっています。

このような実績データからも米国株は配当に積極的、日本株は消極的という姿が見えてきますね。

背景には、日本では株主連帯責任が強いとされ、不況時には株主にも負担をしてもらうという考えなのか減配する企業が多いと考えられています。

一方でアメリカでは減配は経営失格という烙印が押され、減配はできないという考えが強く、株主還元の考えが浸透しているのだと思われます。

大事なのは業績が悪くなって株価が下がった時に配当を増配するかどうかです。

米国株でも不況の波は幾度となく訪れますが、連続増配を続けている企業はそのような局面においても配当を増配させてきました。

そのような企業が数多く存在する米国企業へ投資することで長期に渡って安定的な資産形成ができると考えます。

連続増配年数ランキング|アメリカ株(米国株) | 投資の森
米国株(アメリカ株)の連続増配年数のランキングです。米国株特有の連続増配年数が長い銘柄が見つかります。連続増配60年を超える銘柄など多数。
日本株の連続増配ランキングTOP10 上位6社は20年連続増配も! | MONEY TIMES
米国の投資家の間では、連続増配銘柄に投資する手法が広く認知されている。実は、日本株にも「花王」を筆頭に連続増配銘柄が存在する。日本株の連続増配銘柄の特徴や、ランキング上位企業の概要などを紹介する。目次1,連続増配銘柄の5つの特徴2,日本の連続増配企業ランキングTOP10、利回りランキングも確認

イノベーションが生まれやすい

GAFA(Google・Apple・Facebook・Amazon)と呼ばれる巨大企業群を指す言葉があるように、今世界をリードする大企業はアメリカに集中しています。

これらの企業は全く新しいサービスやプラットフォームを有し、イノベーションを起こしてきた企業です。

アメリカにはこのようなイノベーションを起こす企業が他にも数多く生まれてきています。

その背景にはアメリカに優秀な人材が集まり、彼らがアメリカで学び、人脈を作り、最先端のテクノロジーをつかってビジネスを起こすことで生まれてきます。

世界の大学ランキングを見てみると、トップ10をほぼアメリカの大学で独占しています。

世界各国の優秀な人材はこのような世界トップの大学を目指すため、優秀な人材がアメリカに集まってきています。

また、将来のGAFAとなる企業もすでに数多く生まれています。

①創業から10年以内
②評価額10億ドル以上
③未上場
④テクノロジー企業

の条件を満たした有望なベンチャー企業、

ユニコーン企業」がアメリカに多く存在しています。

2018年時点のユニコーン企業の数をみると、
第1位:米国151社 (前年度118社)
第2位:中国82社 (前年度62社)
第3位:イギリス16社 (前年度13社)
第4位:インド13社 (前年度9社)
となっており、アメリカのユニコーン企業の数が目立ちます。(日本ではわずか1社のみです)

このような背景から米国マーケットへの投資は非常に将来性が高いと考えられるため、米国市場全体へ投資ができるインデックスファンドや米国株ETFなどを保有しておくのもいいかと思います。

ユニコーン企業とは? 世界の投資家から注目を集める事例を紹介
創業から間もなく、高い成長が見込まれるベンチャー企業は伝説上の生き物になぞらえて「ユニコーン企業」と呼ばれている。米国と中国だけで全体の約8割を占めるものの、シンガポール、インドネシア、インドなどでも次々に誕生している。日本にもユニコーン企業はあるが欧米や中国に比べ少ない。今回は過去の記事から、ユニコーン企業になるための条件と事例をピックアップしていく

米国株の魅力まとめ

  • 世界の株式時価総額の40%以上を占める存在感
    誰もが知るグローバル企業が米国に存在。高い営業利益率を誇る銘柄が数多く存在する。
  • アメリカは人口増加国
    人口が増加していく国。人口構成も釣鐘型で国内マーケットも今後拡大していく。
  • 株価パフォーマンスが高い
    大きな不況に見舞われても右肩上がりで復活する米国株の力強さが魅力。
  • 株主還元を重視する
    連続増配を長年に渡って行う企業が数多く存在。株主還元お考えが根付いている。
  • イノベーションが生まれやすい
    世界から優秀な人材が集まる。将来のGAFAがどんどん生まれていく。

今回は米国株投資の魅力についてまとめてみました。

世界一の経済大国アメリカは、2位の中国、3位の日本とは圧倒的なスケールの差が存在しています。

経済規模、人口動態、株価パフォーマンス、株価への考え方の違い、有望な企業が生まれる土壌などを見ても他国にはない魅力がアメリカには存在しています。

長期運用でどこの国の銘柄に投資をしようか迷っている方にとって、世界一のマーケットである米国株への投資は無視できない選択肢かと思います。

さらに米国株への投資はこれまで難しい手続きが必要だったようですが、最近ではスマホでも簡単に投資を行うことができる環境が整っています。

1株から購入できたり、1,000円から始めることができるサービスも増えてきていますので、少額投資もできるようになってきました。

米国株への有望な個別銘柄へ投資を行うのもいいですし、マーケット全体へ投資が可能なインデックスファンドやETFのような米国株銘柄の詰め合わせセットを1本持っておくだけでも、年利数%の安定運用ができるかと思います。

最後に私が参考にしているバフェット太郎さんの著書バカでも稼げる「米国株」高配当投資と、両学長さんの書籍も紹介しておきます。

今回の内容をさらに深堀した内容となっているので非常に参考になりましたのでおすすめです。

では、皆さんも是非米国株投資にチャレンジしてみてください。

今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

ぷーさん

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