【米国株投資】米国株投資銘柄の選び方②(保有銘柄数の決め方)

株式投資

こんにちは。Pooh@Tokyoです。

今回は前回に引き続き、米国株投資銘柄の選び方について書いてみようと思います。
前回の記事【米国株投資】米国株投資銘柄の選び方では、広瀬隆雄『MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法』に書かれている、財務分析による銘柄選別基準について紹介しました。
長期投資に最適な、安定した収益構造を持つ銘柄かどうか判別するのに役立つ方法でしたね。

【米国株投資】米国株投資銘柄の選び方①(個別銘柄の財務分析)
こんにちは。Pooh@Tokyoです。 今回は米国株投資銘柄の選び方について書いていきます。 米国株投資を始めようと口座開設まではしたものの、たくさん銘柄がありすぎてどれを選んだらよいかわからないという方、投資には興味があるけれ...

そして、投資銘柄選定においてもう1冊非常に参考になった本があります。
バフェット太郎『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』です。有名な本ですよね。

バカでも稼げる「米国株」高配当投資 [ バフェット太郎 ]

価格:1,650円
(2020/8/29 11:31時点)
感想(29件)

タイトルや内容は過激な表現ではありますが、紹介されている投資手法はかなり堅実で、長期的な投資を行う方にとっては非常に参考になります。
個別銘柄の選定基準についても広瀬隆雄さんが主張する営業キャッシュフローマージンの高い銘柄を選ぶなど共通点もいくつか見られました。

その中でも、個人投資家の保有銘柄数セクター別の分散投資の重要性はこれから投資を始める方にとっては参考になる箇所だと思いました。

前回は個別銘柄の選び方についてミクロ的な視点で解説しましたが、今回は銘柄の「持ち方」の視点から保有銘柄選定について解説しようと思います。よろしくお願いします。

① 銘柄数を決める

では、実際の銘柄の持ち方について本の内容を基に紹介していきたいと思います。
まず保有銘柄数を決めましょう。

本では個人投資家の最適な銘柄数は8〜16銘柄とおすすめされています。


保有銘柄が1銘柄だと当然ながらリスクは大きいです。
一方で分散投資を行うとリスクは小さくなりますが、20銘柄を越えるとその低減効果は小さくなっていきます
すなわち、その間の8〜16銘柄が最適な保有銘柄数ということになります
どんな優良銘柄でも10年に1度は30〜50%ほど暴落するので、1銘柄に集中投資をすると非常にリスクが高いですし、逆に銘柄を保有しすぎると管理が難しかったり、売買手数料がかさむデメリットもあります。
最適な保有銘柄数を把握した上で、銘柄選定を進めていきましょう。

② 景気循環別に保有銘柄数を決める

保有銘柄を8〜16銘柄の範囲にしました。
ただし、分散投資といっても8〜16銘柄を全てハイテク株関連銘柄に投資することは、適切な分散投資であるとはいえません。

景気循環
人生山あり谷ありのように、景気にも同じように循環した動きが存在します。
その動きは「回復」「好況」「後退」「不況」の4つに分類されます。

そして景気局面によって、それぞれ強いセクター、弱いセクターというのが存在します
【回復局面に強い】ハイテク株・金融株
【好況局面に強い】資本財株・一般消費財・サービス株・素材株
【後退局面に強い】エネルギー株
【不況局面に強い】生活必需品・ヘルスケア株・通信株・公益株

分散投資の重要性は既にお判りだと思いますが、やみくもに高営業キャッシュフローマージンの銘柄を保有することは分散投資ではありません。ハイテク株銘柄の保有が偏っていれば、景気が上向きの際は好調ではありますが、不況時には一気に売られる可能性があります。
それぞれの景気局面に強いセクターの銘柄を適切なバランスで保有することで、初めて分散投資ができたといえます

配分バランス
配分ですが、例えば「回復2銘柄、好況4銘柄、後退1銘柄、不況3銘柄」だとバランスがいいですし、保守的にすると「回復3銘柄、好況2銘柄、後退1銘柄、不況4銘柄」のような組み合わせです。

バフェット太郎さんは「回復1銘柄、好況1銘柄、後退1銘柄、不況7銘柄」とかなり保守的なポートフォリオのようです。保有銘柄数が少ないので、1銘柄あたりのボラティリティ(変動率)を抑えたいというのが理由のようです。

ちなみ私は、「回復2銘柄、好況1銘柄、不況3銘柄」のバランスで保有しています。
「回復」
・マイクロソフト(MSFT):ハイテク
・インテル(INTC):ハイテク
「好況」

・マクドナルド(MCD):サービス
「不況」

・コカコーラ(KO):生活必需品
・P&G(PG):生活必需品
・ジョンソンエンドジョンソン(JNJ):ヘルスケア

変動率はやや高めで、少しリスクを高めに取った保有バランスにしています。

理由としては、現在保有している米国株式インデックスファンドを中心とした投資信託がありますので米国株式には既に分散効果を得られていると考えていますし、企業型確定拠出年金では負債の比率が高めのバランス型を運用しているといった点から、多少変動があったりリスクが高めになることを許容できたためです。

ご自身の好みもありますので、分散投資の考えをしっかり守りつつ、許容できるリスク範囲で配分を決めていくとよいでしょう。

【参考】バフェット太郎さん厳選 黄金銘柄30選

最後に参考で本で紹介されていた銘柄30選を載せておきます。
ただし2017年12月のデータになります。今回のコロナの影響を受けた企業もあると思いますので、前回の記事で紹介した【米国株投資】米国株投資銘柄の選び方での選定基準を現在のデータと照らし合わせて投資判断を行うようにしてください

投資しようとする銘柄がどのセクター、どの景気循環に強いかチェックしてみましょう。また営業キャッシュフローマージン、配当利回り、連続増配年数などもチェックするとよいでしょう

セクター ティッカー 社名
ハイテク(回復) AAPL アップル
ハイテク(回復) MSFT マイクロソフト
ハイテク(回復) INTC インテル
ハイテク(回復) IBM IBM
金融(回復) WFC ウェルズ・ファーゴ
金融(回復) USB USバンコープ
資本財(好況) MMM スリーエム
資本財(好況) UNP ユニオン・パシフィック
資本財(好況) CAT キャタピター
資本財(好況) EMR エマソン・エレクトリック
消費財・サービス(好況) HD ホームデポ
消費財・サービス(好況) MCD マクドナルド
エネルギー(後退) XOM エクソン・モービル
エネルギー(後退) CVX シェブロン
生活必需品(不況) PG プロクター&ギャンブル
生活必需品(不況) KO コカ・コーラ
生活必需品(不況) PEP ペプシコ
生活必需品(不況) PM フィリップ・モリス・インターナショナル
生活必需品(不況) MO アルトリア・グループ
生活必需品(不況) WMT ウォルマート
生活必需品(不況) CL コルゲート・パルモリーヴ
生活必需品(不況) MDLZ モンデリーズ・インターナショナル
生活必需品(不況) KHC クラフト・ハインツ
ヘルスケア(不況) JNJ ジョンソン・エンド・ジョンソン
ヘルスケア(不況) ABBV アッヴィ
ヘルスケア(不況) AMGN アムジェン
ヘルスケア(不況) ABT アボット・ラボラトーズ
通信(不況) T AT&T
通信(不況) VZ ベライゾン・コミュニケーションズ
公益(不況) SO サザン

まとめ

保有銘柄の決め方
① 銘柄数を決める
8〜16銘柄が効果的な最適数

② 景気循環別に保有銘柄数を決める
 【回復局面に強い】ハイテク株・金融株
 【好況局面に強い】資本財株・一般消費財・サービス株・素材株
 【後退局面に強い】エネルギー株
 【不況局面に強い】生活必需品・ヘルスケア株・通信株・公益株
 各景気局面に強いセクターの銘柄を適切なバランスで保有すること=分散投資個別銘柄の選定は【米国株投資】米国株投資銘柄の選び方で紹介した選定基準で選ぶ

今回はバフェット太郎『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』の内容を参考に、銘柄の持ち方の視点から銘柄選定について解説してみました。

バカでも稼げる「米国株」高配当投資 [ バフェット太郎 ]

価格:1,650円
(2020/8/30 23:56時点)
感想(29件)

米国株式を調べていくと興味を持った銘柄がいくつか出てくるかと思います。
投資候補となる銘柄が集まったら、最適な保有数8〜16銘柄数の中で、景気循環別に強いセクターの銘柄配分をしてみましょう。
銘柄を組み合わせることでどんなマーケットでも負けない自分のチームが出来上がります

米国株投資を初めておよそ2年になりますが、これまで順調に資産を伸ばすことができています。
コロナショックも経験しましたが、思ったよりも大きなマイナスにもならず、その後は回復してきてコロナショック前までに改善してきています。
少額でも投資を経験することで自身の興味関心ごとの幅が広がりました。

今回ご紹介した方法は大きく勝つことは難しいかもしれませんが、少なくとも負けにくい銘柄選びの方法だと思います。これから投資を始めようという方は是非参考にしてみてください。

ここまで読んでいただきましてありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました