こんにちは。かねのぷーさんです。
今回は「習慣化のコツ」についてお話ししようと思います。
毎日だらだら過ごしてしまう・・・
「何もしてないのに、あっという間に1日が過ぎてしまう」「物事が続かない」、といったなお悩みの方、多くいらっしゃいませんか?
毎日だらだらと過ごすのではなく、人生を充実させるためには「良い習慣」を身につけることが必要です。
人生は1日1日の積み重ねです。
毎日を充実させることができれば、人生全体の満足感も高めることができると思います。
この記事では、毎日を充実させるために、習慣を身につけることが重要である理由をお伝えし、物事の習慣化するコツを紹介していきます。
習慣について考えることで、日々の時間の過ごし方を見直すことができるようになるかもしれません。
習慣を身につけることの重要性
先日、別記事で「時間」についての記事を書きました。
そこで私は「時間が有限であることを再認識する」ことを述べました。
30歳の私が、仮に85歳まで生きるとした場合、睡眠時間や勤務時間などを差し引き、自由に使うことができる残り時間は235,450時間(=約9,810日間=約26年間)ということが分かりました。
481,800時間ー160,600時間ー85,750時間=235,450時間
(日数換算すると、およそ9,810日間)
(年数換算すると、およそ26年間)
もし、「人生を充実させたい」「楽しく過ごしたい」と考えるのであれば、この残りの235,450時間の使い方をより有意義に使うことが必要となると言えます。
もし235,450時間のうち、スマホゲームやテレビで大半を消費してしまった場合、私の人生は「スマホゲームをしていた人生、テレビを観ていた人生」というなんとも悲しい結果に終わってしまいます。
また、「今の自分は、過去の習慣によって形成された結果」であるということも認識しておきましょう。
現時点で既に「今の人生に満足できない」と言う方は、これまでの自身の時間の使い方を見直す必要があると思います。
ここで時間の使い方を改めないと、この先10年後、20年後も今と変わらないまま人生を過ごしてしまうことにつながる恐れがあります。
「どうすれば毎日を充実させることができるのか?」を考えたとき、私は「自分の成し遂げたい目標や、なりたい姿に向かって行動をしていくこと」が必要になってくると考えました。
もちろん年に1回のお祭りに参加する、テーマパークに遊びに行く、といったことでも1日の満足感を高めることはできると思いますが、毎日毎日そのようなイベントがあるわけでもありません。
それ以外の、残りの人生の大半を構成する「何もない1日」を充実させることが、人生の満足感を高めることに必要だと思います。
良い習慣とは?
今後の人生を充実させていくためには、「良い習慣」を持つことが必要です。
「良い習慣」とは、「自分の成し遂げたい目標や、なりたい姿に向かって行動をしていくこと」だと考えます。
自分が成し遂げたい目標や、思い描くなりたい姿は、すぐに実現させることは難しいので、日々コツコツと努力していく必要があります。
一方で、何も目標がなく、単に時間潰しのために、スマホゲームを毎日コツコツとストーリーを進めていくことは「良い習慣」とは言えません。
日々の「良い習慣」が将来のあなた自身を作り出していきます。
目標に向かって行動することは大変かもしれませんが、毎日を充実させるためには必要な行動だと考えます。
習慣化のコツ
ここからは習慣化のコツを人気ベストセラーの「習慣が10割」の内容と、私の経験や考えと合わせてお伝えしていこうと思います。
脳が楽しいことが習慣になる
「習慣が10割」の中で、物事が習慣になることの前提条件が述べられていました。
それは、「脳にとって楽しいことが習慣になる」ということです。
私たちの日常生活の中で考えても、ゲームをしたり、テレビを観たり、お菓子を食べたりすることを毎日続けることは簡単ですよね。
それは脳が快楽を感じているため、そのような行為をどんどん求めていくようになります。
一方で、資格の参考書を毎日読もうと思っても、なかなか毎日続けることは難しいのは、難しい用語がたくさん出てきたり、内容を理解することが大変なため、脳が不快と感じ、どんどんその行為から遠ざかっていくことが原因です。
たとえ、自分自身に強い意思があったり、どんなにそれが正しいことであっても、脳が楽しくないと感じてしまえば、それを続けることは難しく、習慣化することは難しくなります。
脳って意外とわがままで、本能的ですね。
習慣を身につけるためには、脳が欲求に対して正直で、貪欲に楽しいことを求め続ける器官であることを認識しておきましょう。
何が楽しいかを認識する
脳が「楽しい」と思うことは、自分自身が「楽しい」と認識していることでもあります。
難しい勉強にも、ハードな運動でも、人にとっては「楽しい」と感じられる要素があるはずです。
習慣化させたいことで、その行為を行うとき、もしくはその行為を継続すると、どんな欲望が満たされるかを言語化して、自分自身が認識することが重要です。
例えば、私の場合、休みの日はランニングをすることを10年以上続けています。
ランニングが続けられる理由、私が楽しいと思える理由は、別記事でも紹介していますが、言葉にしてみなさんにお伝えすることができます。
記事でも書いた通り、ランニングにはたくさんのメリットがあると私は感じています。
走っているときは正直きつい時もありますが、走ることで得られるメリットや楽しさを知っているので、脳も同じように楽しいと感じてくれているので、ここまで習慣化することができたのだと思います。
もちろん、ランニングに限らずいろんな分野に応用できると思います。
英語学習の習慣を付けたいのであれば、英語が話せるかっこいい自分の姿を想像したり、オンライン英会話などを利用して、海外の人との英会話を楽しむことで欲求を満たすことができると思います。
反対に、物事に楽しさや、欲望を満たすことを意識しなければ、どんなに簡単なことでも習慣化させることは困難になってきます。
脳が楽しいと認識させることができれば、どんなに難しいことでも習慣化につながってくると思います。
仕組みを作る
習慣を身につけるためには、仕組み作りも重要です。
毎日決まった時間に、決まった場所で、同じ作業をする仕組みを作ることで、自分の意思に頼らず、何も考えないでその作業に取り組むことができるような環境を用意することが効果的です。
毎日歯を磨くのも、夕食後や寝る前など決まった時間に、洗面所に行き、歯を磨く、という毎回同じ決まったパターンの習慣です。
「今日はやるぞ!」「明日は10時間勉強するぞ!」とどんなに強い意思を持っていても、その間にふとしたきっかけで結局数分後に「やっぱり今度にしよう」と急激にやる気が失われることがあります。
私たちの意思はどんなに力強い言葉のものであっても、想像以上に脆く、あっという間に失われてしまいます。
習慣を身につけるには、意思に頼るのではなく、行動パターンを仕組み化することのほうが効果的です。
具体的には、時間と場所を固定することがおすすめです。
脳は「いつ、どこでやろうか」を考えるだけで怠けてしまいます。
夕食を食べたら、勉強机に座って、本を開く
シャワーを浴びたら、パソコンを開いてブログを書く
朝起きたら、ストレッチをしてランニングに出かける
など、時間と場所のシチュエーションを固定させて、「その時が来たら、思考停止でその場に向かい、作業する」という行動パターンを身につけることができれば、それが習慣となっていくはずです。
小さな成功を積み重ねる
欲求に正直な脳ですが、小さな成功を積み重ねるだけでも「楽しい」と認識してくれます。
例えば、読書の目標を「1ページだけでも読む」と設定し、1ページだけ読んだとしても、脳は達成感を得ることができ、「楽しい」と認識してくれます。
ランニングでも「途中止まってもいいから1km走る」という目標でもいいですし、資格の勉強でも「1問だけ解く」でも効果はあると思います。
そのような小さな成功を積み重ねていくと、次第にその行為が脳にとって「楽しい」ものになっていき、徐々に習慣化していきやすくなります。
また短期的な楽しさも用意しておくとより効果的かと思います。
ランニングが終わったらビールを飲んでOK(個人的にはおすすめしませんが・・・)とか、勉強が終わったらスイーツを食べてOKとか、習慣化したい行為とちょっとしたご褒美を結びつけると、脳はより「楽しい」と認識してくれると思います。
一方で、読書は「1日1冊読まなければならない」、ランニングは「毎日10km走らないといけない」、資格の勉強は「毎日100問解かないといけない」という完璧を求めた目標を立ててしまうと、もしそれができなかったとき、大きな挫折感を味わうことになります。
挫折感は脳にとっても大きな不快感なので、習慣化は遠のいてしまいます。
最初は「ゆるい」目標からスタートしていくことで、無理なく習慣化ができるようになると思います。
人を巻き込む
同じような目標を持った仲間をつくることも習慣化に効果的だと思います。
どんな人間でも、周りからどう見られているのかは常に気にするものです。
周りに流されずに生きたいと私は常々思っていますが、こと習慣を身につける上では、周りの視線や対抗意識というのは効果的に活かすことができると思います。
例えば、私と友人で一緒にTOEICを受験しようという話になったとき、勉強の進捗を報告し合ったり、友人のスコアの方が高かったりしたとき、「負けたくない」「恥をかきたくない」「自分も頑張らないと」という意識が働きます。
一人で勉強すると、「何のために勉強しているんだろう」と思ってしまったり、競争相手がいないので悔しさや危機感を感じられなくなったり、勉強の大変さを共有できなかったりなどで、結構苦痛になることが多いですよね。
また、自分のために頑張るということも結構しんどいので、「誰かのために頑張る」という認識を取り入れると、目的意識を持つことができるので、習慣化にプラスになると思います。
自分一人だけではなく、直接的にも間接的にも人を巻き込むことで、周りの視線や対抗意識、楽しさ、目的意識などを感じられ、習慣化しやすい環境になっていくと思います。
まとめ
今回は「習慣」をテーマにお話してきました。
習慣を考えることは、人生を考える上で、非常に大事なことだと私は考えています。
過去の習慣によって、今の自分が形成されています。
そして、これからの習慣が、将来の自分を形成していきます。
このことを認識しておかないと、人生を充実させることは難しくなってきます。
自分が成し遂げたい目標や、なりたい姿に近づくための行動、つまり「良い習慣」に時間を充てていくことで、日々の充実感を高めることができると考えます。
また、物事を習慣化させることは困難なように思えますが、脳の仕組みを理解し、物事の取り組み方を工夫すると、習慣化に大きく近づくことができます。
脳や自分自身にとって「楽しい」と感じられることを、小さな目標を少しずつクリアしていくような仕組み作りをしていくことが鍵となります。
たとえ習慣化ができたとしても、成果に現れるのには時間がかかることも認識しておきましょう。
私もこのブログをコツコツと更新をしていますが、まだ成果は思うようには上がっていません。
ですが、徐々にライティングスキルが身についてきたようにも感じますし、ブログ運営の理解も進んできています。
いまの積み重ねがいつか、すごい勢いで成果に現れてくると信じています。
みなさんも「いい習慣」を身につけて、日々コツコツと行動していきましょう。
今回も、ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
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