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【いまの仕事がきつい方へ】私がお伝えしたいこと

健康管理

こんにちは。かねのぷーさんです。

 

今回は「いまの仕事がきつい方へ私がお伝えしたいこと」をテーマにお話しようと思います。

 

この記事を書こうと思ったのは、先日YouTubeの動画作成を試してみたことがきっかけです。

 

「このブログの解説動画があれば面白いかな?」と思い、YouTube動画収録を試してみました。

 

テストで動画を撮影してみたところ、自分の声が小さいことや、ごもごもとした話し方になっていることに気がつきました。

 

「もっと大きい声で話さないと」「もっとはっきり話さないと」「自信を持って話さないと」と思ったとき、ふと、営業時代のトラウマがフラッシュバックし、ひどく緊張した状態になりました。

 

というのも、新卒で入った会社がゴリゴリの営業会社で、毎日数百本の営業電話をランダムに、ひたすら掛け続けていたことがあります。

 

当時コミュニケーションには自信があったのですが、当然毎日何度も断られ続け、上司からの厳しい指摘があったり、プレッシャーを感じる中で、次第に心が折れてしまいました。

 

幸い、私はすぐにその職場を離れて、今は事務方の仕事に就くことができたので、深刻な状態には陥ることは回避できました。

 

ですが人前で話すときに、いまだにこのような緊張状態になるのは、当時の辛い経験がどこかに残っているんだなと感じました。

 

もし、昔の自分のように同じような環境で働いている人や、仕事できつい思いをしている人、仕事で精神的な苦痛を感じているような人がいたら、何かお伝えできることはないかと考えました

 

実際、私の周りにも、職場で強烈なプレッシャーを感じたり、長時間労働でがむしゃらに頑張って働いた結果、うつ病などの精神的な病を患った知人・友人はたくさんいます。

 

その道の専門家でもありませんので、全てが正しいとは言えませんが、今回は私が経験してきたことや考え方をお伝えして、同じような悩みを抱えている人へちょっとしたアドバイスができればいいなと思い、記事を作成してみました。

 

私の周りの同じような悩みを持つ友人や、当時の私自身へのメッセージとして文章を書いていこうかなと思いますので、よかったら参考にしてみてください。

 

当時働いていた職場環境

仕事内容:営業電話でアポ取り

まず、新卒で入った会社の職場環境についてお話しようと思います。

 

私が入社したのは創業から3年ぐらいの、いわゆるベンチャー企業の保険代理店でした。

 

様々な保険会社の医療保険や生命保険の商品を揃え、お客様へ最適なプランを提示していく仕事でした。

 

肩書きは「ライフプランナー」ではありましたが、実態はゴリゴリの営業マンでした。

 

顧客は主に個人で、電話帳データの番号を上から順番に電話を掛けていく営業手法でした。

 

当然、100本中90本は即切り、時にはきつい言葉で拒絶されることもあります。

 

中には話を聞いてくれる人もいるので、そのような時は保険パンフレットをお送りし、後日「パンフレットはみていただけましたか?」というフォロー電話を何回か入れ、興味があるという方へは自宅を訪問し、保険契約を進めるというのが仕事の流れでした。

 

営業目標は、契約を取った年額保険料に数値を掛け合わせてポイントを算出し、毎月決まったポイントをクリアすることが求められていました。

 

保険に特約を上乗せしていくと、当然ながら年額保険料は高額になっていくので、ニーズを掘り起こし、いかに補償内容を上乗せすることができるかが、営業マンに求められる能力でした。

 

私も当時、毎日200本〜300本の営業電話を個人宅へ掛けまくっていました。

 

私も当然ながら何回も断られ続けていたので、いかに話を聞いてくれるかを考え、トークフローを作成したり、相手にYesを促して話を聞いてもらえるような質問を考えたり、保険知識を蓄えたりするなど、日々試行錯誤を続けていました。

 

ですが、さすがに毎日毎日断られ続けていくと心が折れていき、入社した頃は取れていたような案件も、次第に落としていくようになり、営業成績は社内でダントツのビリになっていきました。

 

上司もきつい口調で私の話し方を指摘してくるようになり、「もっと大きい声で話せ!」「もっとはっきり話せ!」「断られても引き下がるな!」「なんで取れないの??」というような声を毎日聞く日々が続きました。

 

業務後も1日の自分の音声ログを聞いて、どこがダメだったかを探していく作業もあり、長時間の残業も毎日続きました。

 

次第に精神的にもきつくなっていき、毎朝仕事に向かうのが非常に億劫になったり、体調も優れないこともあったので休憩時間はトイレに引きこもっていたこともありました。

 

仕事の意味が分からなくなった

また、営業相手となるお客さんが、ほとんど高齢者だったことも心苦しかったです。

 

保険について何も分からないような方へ営業を掛けて、特約を付けまくって高い保険料を支払わせるというやり方にどうしても納得がいきませんでした。

 

保険について自身もいろいろ調べていく中で、「公的保険が充実しているのに本当に保険は必要なのか?」と疑問を抱くようになった頃でもありました。

 

お客さんに補償の過度な上乗せを提案できなかったので、単価の低いシンプルな補償内容で契約を進めていくことが多かったと思います。

 

それでも契約を取ったあと、お客さんのご家族の方から、保険解約の旨の連絡もあり、きつい言葉で「なんでこんな保険を勧めたの??」と問われたり、「家族を騙さないでくれ!」と言われたこともありました。

 

この頃から「なんでこの仕事をしているんだろう?」と仕事の意味を考えるようになりました。

 

将来の自分自身の姿を見た

私の直属の上司が、その方の上司にひどく叱責されている姿もよく見ることがありました。

 

私の上司は、この会社での将来の私自身の姿です。

 

「頑張って昇進してチームを持ったとしても、その先もまだまだきついことが続くんだな」

「お客さんにとって迷惑な仕事をこの先も続けていいのだろうか?」

「何より自分自身が仕事で大きく消耗しているのは絶対によくない!」

 

と思うようになり、入社してから7ヶ月でその会社は退職することにしました。

 

仕事を辞めてよかった

仕事を辞めることに多少の不安はありましたが、今も当時も結果よかったなと思っています。

 

退職前もかろうじて深刻な状況ではなかったものの、もしあのまま続けていたら、立ち直れないほどの精神状態になっていたかもしれません。

 

もしかしたら、私の経験した職場環境の話を聞いて、「もっとひどい職場環境がある」「そんな話大したことない」と思う方も中にはいるかもしれません。

 

確かに私が働いた会社は世間で話題になるような「超ブラック企業」ではなく、創業間もない営業会社の中では普通の会社かもしれません。

 

ですが、職場環境や仕事内容を他社と比べるのではなく、「自分がどう感じるか」が大事だと思います。

 

人によって「きつさ」の基準は異なるので、「今の会社はきついけど、他社に比べたら大したことないな」と思っても、一方で精神がどんどん消耗していくのは非常に危険だと思います。

 

もし、今の仕事で精神をすり減らしてまで頑張っている方がいれば、他人の視線ではなく、自分自身がどういう状態なのか問いかけてみてください。

 

仕事はあくまで手段であり、人生そのものではありません。

 

他にもたくさん仕事はありますし、同じ仕事内容でも違った手法や、違った職場環境があるはずです。

 

自分自身にとって「きつい」と感じる職場からは離れていくことを考えていくべきだと思います。

 

その後の私

その後、仕事を辞めた私は時間と30万円ほどの貯金がありましたので、東南アジアへ一人旅に出かけていきました。

 

約3ヶ月間、周辺諸国を周りながらいろんな人と出会い、幸運にも現地で仕事も見つけることもできました。

 

同じような営業会社でしたが、念願の海外生活を実現できるほうが嬉しく、即入社を決めてしまいました。

 

いざ仕事を始めたもののやっぱり自分には合わず、ここでもダントツビリの営業成績で、結局解雇を通達されてしまいました。(笑)

 

その後、現地で転職活動して、事務の仕事を見つけることができ、しばらく生活することができました。

 

そしてその会社の日本本社へ異動が決まり、帰国してからもしばらく働いていましたが、会計知識を付けたいと思い、簿記を勉強し、今の会社へ転職、現在は経理職で働いています。

 

このように私自身いろんなことがありましたが、幸い元気に生活することができています。

 

ですが、もし精神的に追い込まれた状態に陥ってしまった場合、今のように普通の生活を送ることはもしかしたらできていなかったかもしれません。

 

意識していること

 

私はなんとか「きつい」職場から逃れることができ、現在に至るまでいろんな経験を積むことができたのは、以下の2点を意識し続けられてきたためです。

 

・精神的に追い込まれるような職場環境から逃れること

・広い視野を持ち、常に行動を続けること

 

精神的に追い込まれるような職場環境から逃れること

 

「石の上にも3年」「どんなにきつくても同じ会社にい続けた方がいい」という考えも一理あるとは思いますが、精神を傷つけてしまうほどの環境下ではその考えは取り払うべきだと私は思います。

 

この考えは本来、年功序列の仕組みが機能していたからこそ、浸透していたのだと思います。

 

同じ会社にい続けるだけで、給与が年功序列でどんどん上がっていくので、「石の上にも3年」という考えは説得力のあったものだと思います。

 

海外でも転職を繰り返す人を「ジョブホッパー」と呼ばれて、採用を回避するところもいまだ多いですが、一度仕事で精神を崩してしまうと、その後の立ち直りに非常に多くの時間と労力が掛かります。

 

当然ながら、職場で相性が合わない人がいるとか、やりたい仕事と違う、といった安易な退職理由で次々に転職をしてしまうと、どんどん自身の市場価値が落ちていくので、転職は慎重に行うべきだと思います。

 

ですが、精神に支障を来してしまうほどの職場環境にい続けるメリットはありません。

 

精神的に追い込まれる前に、まずはその職場環境から逃れて、次の行動がすぐ取れるような精神状態を保っておくことが重要だと考えます。

 

広い視野を持ち、常に行動を続けること

 

仕事を辞めたとき、仕事をしているときでも「会社の外」を見る広い視野を持って、常に行動を続けることを私は意識してきました。

 

毎日仕事に追われるようになると、自分のことを差し置いて、会社のことしか考えることができなくなったり、会社の外の世界を見ることができなくなったりしてしまうので注意が必要です。

 

会社に迷惑ならないか?

 

もし私が辞めたら会社に迷惑が掛かってしまう・・・

 

仕事を辞めることで周りにどういう影響が出るのか考えるのは立派だと思います。

 

ですが、誰かが会社を辞めたり、転職で会社を移ったあとも、会社はきちんと回っています。

 

辞めたからといって、その後、辞めた人のことを責めてくる人なんていません。

 

そもそも会社を辞めることに社員が責任を負う必要はありません。

 

きちんと雇用契約や社内規程で守られたルールに沿って退職手続きを進めれば、何も問題はありません。

 

辞めたことで生じる業務分担や、その後の計画などはあなたの上司が考えることです。

 

会社のことではなく、自分自身のことを最優先に考えることが大事だと思います。

 

会社員を辞めたあとが不安

 

会社員を辞めてしまったら、今後どうなるか不安・・・

 

会社員を辞めたあとは不安になるのは当然です。

 

ですが、会社員を離れたからといって人生が終わってしまうというわけではなく、また別の仕事に就くことも可能ですし、副業や起業したり、日本を離れて海外に生活する、といった様々な選択肢が存在します。

 

転職も最近では当たり前になっていますし、今後もより流動的になると思います。

 

安泰といわれた大企業も倒産することもしばしばありますし、テクノロジーの発展などで、新しい産業、企業、サービスが次々と生まれています。

 

どの業界も人材不足と言われる中、適切な能力やスキル、良好なパーソナリティがあれば企業は採用してくれると思いますし、1社しか経験していない人材より、数社経験したほうが評価される時代にもなるかもしれません。

 

また、日本が無理なら海外でも就職先はたくさんあります。

 

日本人向けの求人も多いですし、同じ職種でも国によっては自由でのびのびとできるところも見つかるかもしれません。

 

さらに最近だと副業も当たり前になってきました。

 

オンライン環境が整っているので、個人でもPC1台でお金を稼ぐことが容易になっています。

 

「会社員にならなれければいけない」という発想自体、以前に比べると絶対的ではなく、むしろ今後は会社に頼らず、個人が一人で稼いでスキルを持つほうが重宝されてくる時代になるかもしれません。

 

仕事の発注もフリーランスの方へ簡単に発注できる時代ですし、会社の肩書きを持った人と、高いスキルを持った人とを比べると、今後ニーズが高まるのは後者のほうだと思います。

 

このように、会社に縛られた発想を取り除いたり、現在所属している会社の外を見て新しい環境を探したり、そもそも会社員以外の手段はないか広い視野を持って、そして行動に移していくことが大事だと思います。

 

最も重要なことは自分自身を大切にすること

 

最も避けたいのは、我慢して我慢して、精神的に病を患ってしまうほど追い込まれてしまうことです。

 

自分自身が元気な状態でないと、このような考えに及ぶことも困難となってきます。

 

そして、その前に対処できることは出来る限り行動して問題解決を図っていきましょう。

 

会社の外の世界の情報を集めること、友人や家族、転職エージェントなどに相談してみることがおすすめです。

 

ちなみに、私も転職の情報を集めるために、たくさん転職サイトに登録したり、転職エージェントを利用して相談しに行ったりしていました。

 

登録や相談、転職が決まっても費用は掛かりませんので、どんどん活用していきましょう。

とりあえず幅広く求人を見たいなら、転職サイトへの登録がおすすめ。

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担当者と直接相談してみたいという方は転職エージェントの利用がおすすめ。

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まとめ

 

今回は「いまの仕事がきつい方へ私がお伝えしたいこと」をテーマにお話してきました。

 

元々は私がYouTube収録を試したときに営業時代のきつい体験が思い起こされたことが、この記事を書くきっかけとなりました。

 

「ちゃんと話さないといけない」と自分の話し方へ指摘を受けたとき、ものすごいプレッシャーを感じて、逆に何も話せなくなることが今でも染み付いているんだなと改めて認識しました。

 

普段の日常会話や、親しい友人と話すことは何も問題はないのですが、仕事のときや、YouTubeのような他人に見られて、特に話し方を気をつけないといけないコンテンツはやはり自分には合わないと感じました。

 

ですが、こんな自分でも今では経理の仕事をして、給料をもらって生活することができています。

 

きつい職場環境がもたらす強烈な精神的なダメージは、立ち直りに大変な時間や労力を割くことになりますし、最悪の場合そのまま立ち直れなくなる恐れもあります。

 

そんな職場環境であれば、私はひとまず離れることを考えるべきだと思います。

 

幸い、私はその意識を持つことができたので、深刻な状況を回避することができました。

 

また、このブログで自分の考えや日々の取り組みを文章を通じて発信することができています。

 

直接的な言葉でのコミュニケーションは苦手ですが、書いた文章であれば、のびのびと自分自信を表現できるんだなと気が付くことができました。

 

これも、会社の外の世界を見て、転職や副業などのいろんな手段があることに気がつき、自分自身が良いなと思ったことはすぐに行動に移すことができたのが影響しています。

 

仕事がきついと思った人、また仕事に満足している人でも、他の道を探し続けてもいいと思います。

 

会社で毎日働いていると、会社内の世界しか見えなくなってくるかもしれません。

 

読書をしたり、友人と話したり、SNSで情報を集めたり、私のブログなんかも読んでもらって、世の中にはいろんな世界があって、いろんな考え方を持った人がいることに気が付いてもらえると、人生にもいろんな可能性があることが見えてくると思います。

 

仕事はあくまで、人生をより良くする手段であって、人生そのものではありません。

 

まずは自分自身を大切にすることを、強く意識しましょう。

 

少しでもこの記事がお役に立ててもらえれば嬉しいです。

 

では、今回もここまで読んでいただきましてありがとうございました。

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