スポンサーリンク

【日記】シンガポール就労ビザ取得が難しそう

日常生活

こんにちは。かねのぷーさんです。

今回の「本日気づいたこと」は、「シンガポール就労ビザ取得が難しそう」についてです。

先日、こんなツイートをしました。

将来的には再び海外に住みたいなと思っている私ですが、シンガポールでの生活を考えています。

以前、住んだこともある国なので、馴染みがあり、生活のイメージもしやすいためです。

移住にあたって、問題となるのが「ビザの取得」です。

観光ビザで出入国を繰り返しながら生活を続けることができてしまう国もあったりするようですが、

現在のシンガポールでは出入国履歴をしっかりチェックされるので不可能です。

そして最近、外国人の就労ビザが厳格化されていることもあり、

突筆するようなスキルや経験がないと就労ビザの取得が非常に困難になっている状況です。

EP(Employment Pass)の最低給与額がSGD4,500へ引き上げられました。

外国人求職者は、より高度なスキルが求められることになります。

必要給与額は年齢や学歴に応じて決められるのですが、

40代の場合だと最低給与のおよそ2倍となるとも発表されています。

The qualifying salaries for older and more experienced Employment Pass candidates in their 40s will also be raised, remaining at around double the minimum qualifying salary for the youngest applicants, said MOM in a press release.

https://www.channelnewsasia.com/news/singapore/mom-employment-pass-s-pass-minimum-qualifying-salary-fair-hiring-13059356
Employment Pass
The Employment Pass allows foreign professionals, managers and executives to work in Singapore. Candidates need to earn at least ,000 a month. Employers must also demonstrate that they have fairly c...

現地の人材紹介会社が試算した、年齢・学歴別の最低給与額の一覧がこちらとなります。

【シンガポールビザ 2020年最新】日本人の年齢と出身大学別・最低給与額 | シンガポールのビジネス情報 | AsiaX
シンガポールのビジネス情報サイト AsiaXのビジネス特集です。シンガポールでのビジネスに役立つ情報を掲載しています。

最低給与のSGD4,500の対象となるのが、東大・京大・東京工業大学の出身の新卒22歳となり、

以降年齢に応じて給与額が上がっていきます。

それ以外の大学出身者の場合、給与額が高く設定され、こちらも年齢に応じて給与額が高く推移していきます。

ビザ要件厳格の背景

ビザが厳格化されている背景には、シンガポール政府が打ち出した「Strong Singaporean Core」の政策が大きく影響しています。

これは、外国人労働者の受け入れを規制し、シンガポール人労働者のスキル向上、「Professional, Managerial, Executive and Technical:PMET」の業務を中心に、シンガポール人の労働力基盤を強化する目的の政策です。

海外から人材を受け入れて成長してきたのですが、現地のシンガポール人と海外から来る人材がバッティングしてしまい、現地の人の雇用機会を奪ってしまうことへの対応と考えられます。

ビザ発給の要件を厳格化することで、高度人材に絞った受け入れが進み、ローカルへの労働機会の確保、人材育成が進んでいくこととなります。

Self-Assessment Toolで自分の給与額を確認

シンガポール政府は、「Self-Assessment Tool (SAT)」という給与額の算定ツールを用意しています。

こちらに生年月日、学歴、職歴、ポジションなどの情報を入力すると、自分の必要給与額がすぐ分かります。

私も試したところ、S Pass要件は〜SGD6,500まで、EP要件はSGD6,600〜となりました。

SGD6,600となると、現在のレートで547,000円の月収、年収656万円相当の給与額となります。

今の私の職歴やスキルだと、SGD6,600で採用してくれるところはなく、EPの取得は非常に困難だと思います。

ちなみにS Passというのは、企業に与えられる外国人採用枠のことです。

S PassはEPに比べると給与条件面が緩く、最低給与額は低めに設定されています。

企業のローカル採用人数に応じて、S Passが与えられるのですが、その採用枠も年々厳しくなっています。

2019年末まではローカル7名に対して1名だったのが、ローカル8名に対して1名、ローカル10名に対して1名と要件が厳しくなっています。

今後は、企業のS Pass利用にも慎重さが出てくるかもしれませんね。

Employment / S Pass Self-Assessment Tool (SAT)
Use the SAT to check if your candidate qualify for an Employment Pass or S Pass before you apply or renew.

私がすべきこと

ではそんな中、わたしは今後どうしていくべきか。

まずはシンガポールに限らず、国内や海外どこに行っても仕事の声が掛かるような専門性を身につけていくべきだなと思いました。

ビザの要件に関わらず、現在の私の専門性やスキルはまだまだ不足しています。

現在の職場でしっかりと業務経験を積みつつ、スキマ時間を使って資格取得の勉強を進めていこうと思います。

同時に、転職サイトへの利用も始めて、履歴書や職務経歴書の情報をアップして、

常に情報を手に入れられるようにしています。

また会社員以外の収入の確保を目指すため、ブログやTwitterのほうも育てていきたいと思っています。

もしかしたら、ビザの要件が緩和されるようなこともあるかもしれません。

今やれることを毎日継続し、チャンスが来たときに動けるよう、しっかり積み上げていきたいと思います。

では、今回もここまで読んでいただきましてありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました