こんにちは。かねのぷーさんです。
今回のは、「世の中の変化」について考えてみようと思います。
今朝、こんなニュースを見ました。
Amazonは「週3日出社」を原則とするオフィス再開計画を社員に伝達。米IT大手がコロナ収束を前提に今秋にも出社に戻す検討を進めていますが、一部社員は反発しています。https://t.co/uYsA9ntfnZ
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) June 10, 2021
Amazonがオフィス回帰を計画していたものの、一部社員から反発があったようです。
これを踏まえて、週3日の出社を原則とし、週2日までの在宅勤務を認める新しい計画を伝達したとのことです。
コロナの感染拡大を受けて浸透したリモートワークですが、
GAFAMをはじめとするシリコンバレーやシアトルの企業は今後も継続をしていく方針のところが多いようです。
不動産価格がかなり高騰していることも影響しているようですが、
社員の柔軟な働き方を求める声も大きかったと思います。
確かに、リモートワークは快適ですし、通勤の負荷もかなり軽減できますからね。
今後については、出社とリモートワーク、それぞれメリットがあるので、
現実的には出社とリモートの「ハイブリット型」勤務が浸透していくと思います。
このニュースから考えられること
今回は一つのニュースから、マインドマップを作るように考えを巡らせていき、
今後の世の中はどう変化していくのかを考えてみようと思います。
日本だとどうなる?
日本でもワクチン接種が進み、コロナが収束していけば、
リモートワークから出社勤務に戻す動きが出てくると思います。
ですが、おそらく社員からの反対の声も出てくると思いますが、出社に戻りたいという方もいると思います。
リモートワークに致命的な影響が出ない限り、
日本でも出社とリモートの「ハイブリッド型」の勤務が当たり前になってくると思います。
このように社員の働き方に対して、柔軟に対応できる企業については評判や人気というのが高まると思います。
反対に、対応できない企業というのは、優秀な人材を集めることが困難になってくると思います。
優秀な人材を集めることができる企業は、生産性向上、サービスや商品の品質向上、
売上向上につながっていくと思いますし、そうでない企業はどんどん淘汰されていってしまうでしょう。
新しい考え方や価値観の受け入れ、業務のオンライン化や電子化は、
今後の企業が生き残っていくための課題になってくるかと思います。
海外に出ていく人が増える
人材の獲得について考えると、優秀な人材の確保は難しくなってくるんじゃないかなと思います。
日本の将来性は非常に不安視されています。
少子高齢化が今後さらに進み、労働人口の負担がますます重くなっていきます。
人口が減少すると国内マーケットが縮小するため、賃金を上げることが難しい、
結果物価が上がらない国となっていきます。
一方で世界各国は賃金・物価ともに上昇を続けているので、相対的に日本は「安い国」になっています。
コロナ前、日本にたくさんの観光客が訪れたのは、値段が安い、お手頃な観光地として人気が集まったためです。
そうなると、同じ仕事でも給料が高い海外で働くことを選択する人が出てきても不思議ではありません。
その点に気がつける人、異なる言語でのコミュニケーションに難がない人、
海外企業から採用されるようなスキルを持っている人、ビザが通る学歴を持っている人など、
優秀な人ほど海外に出ていくかもしれません。
優秀な人材が海外に出ていけば、国内での人材獲得は難しくなっていくと思いますし、
日本自体が世界と差をつけられてしまうようになってしまうかもしれません。
とはいえ、私もそうですが、海外で生活すると改めて日本の素晴らしさに気が付くと思います。
数年間海外生活を送ったあと、帰国してくる人も多いと思います。
海外で経験したことを、国内で生かしてもらえば、それはそれで日本の利益になるかと思います。
場所の概念がなくなる
居住地から考えると、場所の概念は今後さらになくなっていくと思います。
リモートワークも随分浸透してきたと思いますが、
都内では進んできていますが、全国で見ると浸透しているところとそうでないところに差が生じています。
リモートワークにおけるセキュリティ、通信の不安定さ、社員同士のコミュニケーションなど、
まだまだ改善すべき問題も多いと思います。
ですが、リモートワークがもっと普及し、オンライン環境がさらに発展し、
同僚と直に働いているようなスムーズさが実現されれば、
場所の概念はどんどんなくなっていくことが考えられます。
100%リモートワークという企業が増えれば、会社に籍だけを置いて、地方に移住したり、
海外に移住したりする人が増えていくと思います。
国境も国籍も関係なく優秀な社員を採用できれば、オンライン上で一緒に働く機会が増えていくと思います。
そうなったら現実的には英語を介してコミュニケーションを取っていくと思いますので、
今から英語学習を進めておくのは必要かと思います。
翻訳ツールが高度化すれば、そもそも言語学習ですら不要になってくるかもしれませんね。
また、出社の必要性がなくなれば、企業も正社員を雇うのではなく、
フリーランスに仕事を単発で依頼していく形がされに普及していくかもしれません。
もし世界各国の人材をオンライン上に集めることができたら、
時差の関係を活かして、24時間稼動できる会社も生まれてくるかもしれません。
18時の退勤前に、イギリスの人に仕事を依頼しておけば、翌朝には仕上がっていることも実現できそうです。
今まで明日やろうとしていた仕事も、寝ている間に仕上げてくれれば、生産性は大きく向上していきます。
生産性があがれば、賃金も上がっていき、日本が豊かな国になれば、様々な社会問題の解決にもつながっていきそうですね。
これからは変化が凄まじく速くなる
変化といえば、これからの変化のスピードは今まで以上の速さだと思います。
そしてその内容も、今まで常識の真逆のことが平気で起きてくると思います。
「できなかったこと」が「できる」ようになったり、
「しないといけなかったこと」が、「しなくてもいい」ようになっていきます。
次々と今までの常識が通用しなくなっていき、新しい考え方や価値観が生まれてくる世の中になっていくため、
固定観念に囚われていると、あっという間に置いてけぼりにされていきます。
この30年間ほどでも、インターネットの発展で変化の大きい期間だったと思います。
ですが、まだ物理的な制限が障壁が拭えないところもあって、変化はそれほど大きくはなかったといえます。
これからはさらにオンライン環境の発展、AI、クラウド、ブロックチェーン、
5G・6G、ビックデータなどなど、物理的な制限やマンパワーに頼る必要性がどんどん薄れてきています。
例えば、自動運転は近々運用が始まると思いますが、私たちも自動運転タクシーを利用できたり、
運送業の自動化もどんどん進んでいくと思います。
今まで手入力で行っていたデータ入力作業なんかも、AIで一瞬でできてしまえば、
人が行う仕事の内容もどんどん変わっていくかもしれません。
重要なのは、新しい変化に対して、いかに柔軟に対応できるかどうかだと思います。
新しいものに触れ続ける
常に新しいものに触れ続けるというのは大事かなと思います。
今でも「パソコンがだめ、スマホがだめ」と言っている人は、
やっぱりその便利さからどんどん置いてけぼりにされています。
お店とか病院とかの予約もネットでできますし、買い物決済もスマホで簡単にできますし、
ポイント還元という特典もある中で、苦手といって新しいものに触れてこないと、
そういう便利さを利用することはできないですよね。
今後も、どんどん新しいデバイスだったりサービスが出てくると思いますが、
常に新しいものに触れておくということは大事かなと思います。
モノだけじゃなくて、新しい価値観をどんどん受け入れて、柔軟な行動力も大事かなと思います。
未来は想像できる
これからの世の中は、今まで以上に大きく変化していくと思います。
完璧な予測は難しいと思いますが、考えを巡らせていけば、大まかな予測はできると思います。
今回、私は一つのニュースから、マインドマップを作るように、いろんなことを考えることができました。
世の中の大きな変化も、自分事にまで落とし込むのがいいと思いました。
将来の自分が満足いく人生を送っていけるよう、自分が今すべきことを見つけることが大切です。
未来のことが全く検討がつかないという方は、未来予測に関する本がたくさん出ていますので、
一度読んでみるのもいいと思います。
私が読んだものでは、こちらが面白かったです。
本当にこれからの世の中の変化は、今まで以上にものすごいスピードで変化していくと思います。
その変化に対応できるように、いろんなニュースを見ていくのはもちろん、
そこからどんなことが起きていくかを想像して、最終的に今の自分がすべきことまで落とし込めば、
柔軟性が身についていくと思います。
いろんなことがこれから起きると思いますが、昔の固定概念に囚われることなく、
そして変化を楽しみながら過ごしていきましょう。
では、今回もここまで読んでいただきましてありがとうございました。
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