私が本当にやりたいこと
生活には不自由はないものの、どこかモヤモヤ感があります。それは、これからの人生において何を目的に目指していけばいいのかが明確ではないことが理由かなと考えました。
そこで自身に問うのですが、もしもお金に一切不自由がなく、自由に使える時間がたくさんあり、健康状態にも問題がない、あらゆる障壁やリスク、心配事がなくなったと仮定した場合、「自分は何をするだろうか」と考えてみようと思います。
いま取り組んでいる仕事や日々の積み上げは、こういった心配事を少しでも解消していくことが目的だったと思います。将来不安なく生活するために、いますべきことは何かを考えてこれまで行動をしてきました。
ですが、これが「本当に自分がやりたいこと」とはいえないのではないかとも考えました。
本当に自分がやりたいことは、こうした将来の不安要素を取り除くためのものではなく、自分の自己実現のために取り組むことだと思います。
身の回りのあらゆる不安がなくなったとき、自分は何に取り組んでいるのか。それが私が本当にやりたいことではないかなと考えました。今一度、自分の考えや気持ちを整理してみたいと思います。
ぱっと浮かんだ自分がやりたいこと
・海外で生活すること
・いろんな国を訪れること
・友達と楽しく過ごすこと
・家族と楽しく過ごすこと
・長生きすること
・新しいことにどんどんチャレンジし続けること
・コミュニティづくり
・国際交流
ぱっと浮かんだのが上記の内容でした。
自分がやりたいこと、というよりは理想の生活環境や自分が楽しいと感じることが中心でした。
その中で自分が一番に思いついたことは「海外で生活すること」でした。元々海外への憧れが強く、海外旅行で訪れたり、実際に数年間生活したこともあります。日本での生活は非常に快適で特に困ることもないのですが、それでもやっぱり海外で生活することは、自分自身の中でプライオリティが高い生活環境にあるんだなと感じました。
コミュニティづくり
今回のブレインストーミングで意外だったのが、「コミュニティづくり」という点でした。
共通の趣味や悩み、多様なアイデアが集まるコミュニティづくりをやってみたいな、とふと頭に浮かびました。大学時代のクラブ活動はインカレのクラブで毎週たくさんの人との出会いがありました。クラブの運営の役割も当時担っていましたが、そのときの活動が非常に有意義だったことを思い出しました。
社会人になった今、職場以外でたくさんの人が集まるような機会はほとんどなく、コロナの影響もあり、コミュニティ活動にはなかなか取り組めていません。
現在はオンラインサロンやWeb会議の仕組みが浸透し、環境面では容易に行うことができるようになってきました。私もそんな活動に取り組んでみると面白いかなと思いました。
どんなコミュニティをつくる?
もう少し踏み込んで、どんなコミュニティをつくると面白いかなと考えてみました。
日本社会の現状からアプローチして考えてみたのですが、日本の大学の存在について気になっています。
私自身、大学時代はたくさんの友人に恵まれ、クラブ活動を中心に非常に有意義な経験を積むことができました。あの4年間は私の人生においてもかけがえのない大切な時間となっています。
ですが、本来取り組むべきところの学問に関していうと、4年間も在籍したにも関わらず、得られた学びはそれほど多くはなかったと感じています。社会人になって様々な資格を取得するため、コツコツと勉強をしていますが、大学時代のうちにしっかり勉強しておけばよかったと何度も思うことがあります。
いまの日本の大学は未だに、いい会社に入るための通過点となってしまっていると思います。大学に合格するために必死で勉強するものの、大学に入ってしまうと勉強をしなくなる。サークル活動やアルバイトの傍ら、少しだけ勉強をして、4年生になったら就活をする、ことが未だに主流となっていると思います。
一方で、海外の大学では、在学中は一生懸命勉強すると聞きます。課題が膨大で深夜まで勉強をしている学生がたくさんいるという話はよく聞きます。
アメリカのテックカンパニーの創業者などのように、優れた経営者が次々と大学から生まれています。また非常に高いスキルを持った学生を大企業が争奪戦を繰り広げる中、日本の大学生の存在感は低いと感じます。
そこで考えたのが、日本でも起業家をたくさん輩出できるような学びの場があればいいなということです。
在籍中は実際に起業する、海外で生活する、語学を徹底的に学び直す、投資をする、フリーランサーとして活動する、そういった実践形式で学びが深まる場があればいいなと感じました。
PCとかサプライ、ワークスペースは学内で自由に利用可にして、起業家の悩みである初期投資を抑えたり、コミュニティ内でプレゼンして事業融資の公募を募ったり、メンバー同士が取引をして、コミュニティ内で小さなマーケットが生み出されたりするとおもしろいですね。
起業の種の段階をサポートして、事業が安定すればそのまま卒業する。そんな起業家が生まれるようなコミュニティづくりができると面白そうだなと感じました。
メンバーの中で持っているスキルや経験を共有して、相互に起業の応援ができる場があれば、日本からも世界に轟くような起業がポツポツと生まれてくるかもしれません。いままでの常識に囚われない新しい価値観を取り入れた人たちが生まれていけば、社会問題となっている長時間労働や低賃金労働、生産性の低さなどの問題も解消につながるかもしれません。
自分自身もひとりの人間として、これまでの自分の生き方や経験を通じて伝えられることもあるかもしれません。日本で失敗を恐れずにチャレンジしていく人が育っていくような環境を作っていければいいなと思いました。
将来このような活動ができるよう、自分自身も引き続き情報発信をしたり、起業のことにも取り組んでいく必要があるなと思いました。少しでもこの国の人たちが楽しく過ごせるよう、自分自身も頑張っていきたい、そんなことを今回は考えるに至りました。
コツコツ頑張りたいと思います。
ぷーさん
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