こんにちは。かねのぷーさんです。
今回は「日商簿記1級と全経上級の同時受験」について考えてみようと思います。
これまで何度も挫折してきた日商簿記1級ですが、勉強を再開させました。
とりあえずテキストの流し読みを毎日行い、まずは勉強習慣を付けることから始めています。
改めて、日商簿記1級のことを調べていると、
「日商簿記1級と全経上級の同時受験」が効率がいいという情報を見つけました。
全経上級?ってなに?
と思ったので、今回は全経上級について調べていきながら、
日商簿記との同時受験がなぜ効率がいいのかを調べていくことにしました。
全経上級とは?
全経とは、全国経理教育協会(通称:全経)が実施する簿記試験のことです。
基礎簿記会計、3級〜1級、そして上級とレベルが分かれています。
出題内容と合格のメリット
出題内容は日商簿記1級とほぼ同様。
ですが使用する勘定科目が異なったり、記述式の問題が多いなどの違いがあるようです。
合格すると日商簿記1級と同様、税理士試験の受験資格を得ることができるのが大きなメリットです。
ちなみに、出題内容の違いについては、以下のような情報を見つけました。
全経簿記上級の方が理論問題が多い
全経簿記上級の方が計算問題が少なく、難易度も低い
範囲はほぼ同じであるものの、両方の勉強を進めると、
理論問題と計算問題の双方を補完することが期待できるようです。
合格率
合格率は15%前後と、日商簿記1級に比べると高めに推移しています。
日商簿記のほうは2級も含め、難化傾向にあると話題になっていますね。
試験日
全経上級の試験日は、毎年2月と7月。
日商簿記の試験日は、毎年6月と11月。
同時受験だと、年に4回の受験機会に恵まれるので、勉強のモチベーション維持にもつながりますね。
学習テキスト
学習方法、学習テキストについて調べてみました。
日商簿記と全経の範囲はほぼ同じです。
ですが、全経上級の対策では理論問題に注力する必要があるようです。
このような流れで学習を進めていくのが効果的のようです。
多くのサイトでおすすめされていた理論問題のテキストが以下のものなので紹介しておきます。
同時受験のメリット
ここまでの内容を踏まえて、同時受験のメリットをまとめてみました。
出題範囲がほぼ同じなので、同時受験でもしっかりと対策ができる。
両方の勉強をすることで、理論問題や計算問題の双方の対策にもつながる。
日商簿記は2級を含め難化傾向にあるため、当面なかなか合格できない可能性もある。
一方、全経上級の合格率が日商簿記に比べると高い。
合格時の特典は同じ(税理士受験資格)なので、同時受験によって確率を上げる。
日商簿記と全経で、年4回の受験機会がある。
勉強のモチベーション維持、試験当日の体調不良、
ケアレスミスなどがあっても切り替えがしやすくなる。
今回は、「日商簿記1級と全経上級の同時受験」について調べてみました。
簿記1級の勉強を続ける中で、勉強が捗らない期間が続いていました。
ですが、全経上級の勉強も同時に進めることで、学習が進んでいくなと感じました。
日商簿記1級学習に停滞感が続いていたので、同時受験の方向で勉強を進めてみようと思います。
まずは書店で参考書を見に行こうと思います。
では、今回もここまで読んでいただきましてありがとうございました。
コメント