こんにちは。かねのぷーさんです。
私は理解力が乏しいな・・と感じました。
私は自分が興味関心を抱いたものは、結構のめり込むタイプなのですが、一方で興味のないものに関しては、理解ができなかったり、すぐに忘れてしまったり、相手に説明することが苦手に感じることがよくあります。
先日も仕事のことで上司に聞かれたのですが、自分が説明したことが回りくどい伝え方で、論点がずれたり、論理的に話すことができておらず、ほとんど伝わってなかったことがありました。
とりわけ勉強が苦手でもなく、記憶力がかなり悪いという訳ではありません。
ですが、何かの事柄に対して、相手から聞かれたとき、説明するとき、たどたどしくなってしまうことがよくあります。
本も割と読んでいる方でもありますが、「あの本どういう話だった?」と聞かれたとき、全く説明することができないことがたくさんあります。
こうしてブログなどの文章で表現することは全く苦ではないのですが、最近になって少し人とのコミュニケーションのところに自信が持てなくなってきています。
今回はそのままではいけないと思い、その原因と解決策について考えてみました。
原因① 分かったフリをしている
分かったフリをしていることが多いかなと思います。
めんどくさがり屋なので、その場その場で話を終わらせようとすることが多いかなと思います。
「分かった?」と聞かれて、分かっていないところがあっても「分かりました」と言って、話を終わらせようとすることが多く、しかし後になって「さっきのどういう意味だったっけ?」となることが非常に多いです。
大体のことはネット調べれば情報が集まることもあり、その時わからなかったとしても、「後から自分で調べればいいや」と思っていることも原因の一つかなと思います。
原因② 人の話を聞いていない
「自分と関係がないな」と思ってしまうと、興味関心を持って話を聞くことができていないと思います。
「自分に関係があるか」「自分にとって有益か」「今すべきか、後でもできるか」という聞き癖が出来上がってしまって、それ以外の話はほとんど耳に入ってこなくなっているかなと思います。
聞いていない話を、理解して説明することはできません。
インプットの範囲が狭くなっているかなと感じています。
原因③ 本当に理解していない
聞いた話や本の内容を「本当に」理解していないことが原因です。
その場その場で分かったフリをしていて、人の話も聞いているようで聞いていない、ので話の内容を本当に理解することは当然ながらできません。
私の思考法を振り返ってみると、表面だけの理解しかしていないのかなと思います。
以前、東大生の思考法についての記事を書きましたが、頭のいい人は1つの出来事からでも、たくさんのことを関連付けて、本質を捉えて理解していきます。
私の場合、いわば「暗記」に終始してしまい、「なぜそうなったのか?」という視点が欠落しているため、本質的な理解ができない、暗記で覚えたものは徐々に忘れていく、そのことに聞かれたとき頭の中に何もないから慌てて話し出すも、論点が無茶苦茶になったり、言葉が出てこないことが多々起きてしまう。
このままいくと、勉強や読書はしているのに、常に頭が空っぽな人間になってしまうかもしれません(焦)。
原因④ アウトプットをしていない
コロナが長期化してくる中、アウトプットの機会が少なくなってきています。
元々、人と話をすることが得意ではないため、アウトプットの場面もそれほど多くはなかったのですが、最近はより人と話をする機会が少なくなったなと感じています。
物事を理解するためには、相手に説明できるようになることが必要です。
自分が理解していないことを、相手に説明することはできないからです。
また自分が理解しているつもりのことでも、いざ相手に説明したとき上手くいかないときは、本当に理解しているとはいえません。
自分が本当にその事柄について理解できているのかチェックするためにも、何らかのアウトプットの場面は必要だなと感じています。
対策① 分からないことはすぐに解消する
ここからは、私なりの対策について考えてみました。
分からないことはすぐに聞いて、その場で解消すること。
私が欠落していることは、分からないことをそのまま放置してしまっている点です。
「後から調べればいいや」という思考ではなく、その場で理解することを心がけることが重要です。
説明してもらったことに対して、これまで質問することを躊躇っていたことが多かったと思うので、「聞き癖」を身につけていくことが必要かなと感じています。
対策② 何事も自分ごとに関連づける
自分と関係がないことに興味が湧かないのは、半ばしょうがないと思っています。
ならば、一見自分とは関係のなさそうな話でも、どうにか自分と関連づけるようにすれば、少しは興味関心を持って考えることができるかもしれません。
例えば、「芸能人の不祥事」という事柄があったとして、私とは一切無関係なので全く興味がないのですが、この事柄からでも、「芸能人がなぜ不祥事を起こしたのか?」→「自分が同じことをすることはないか?」→「同じことをしないようにするためには普段どういうことに気を付けるべきか?」というように、自分ごとに関連づけていくと話を聞くことができるようになるかもしれません。
さらに、この「芸能人の不祥事」を一つとっても、いろんな思考をしていくようにすると、本質的な理解のトレーニングにもなると思います。
「どんな不祥事だったか?」「何が問題なのか?」「どこで起きたのか?」「いつ起きたのか?」「なぜ不祥事が起きてしまったのか?」「どういうことに気を付ける必要があったか?」「取引先や社会にどのような影響が出るか?」「この後、どんな変化が起きるか?」「どのように報道されているのか?」「伝えられている内容は真実なのか?」「自分はどうリアクションすべきか」「当事者が自分だった場合はどのように対応したか」「自分が気を付けるべきことはないか?」などなど、たくさんの思考が生まれてきます。
「芸能人が不祥事を起こした」だけで捉えるのではなく、いろんな視点を持って考えるようになると、本質を捉えることができるようになり、何事にも本質的な理解ができるようになってくるかもしれません。
対策③ ブログでアウトプットをする
私の対策として、アウトプットの機会を増やそうと思います。
せっかくなので、私が感じたことや、これまで本質的な理解ができていなかったところを改めて再整理したり、人から聞いた話をまとめる意味でも、このブログを私自身のアウトプットの場として活用していこうと思います。
ブログ記事を書きながら、自分の思考を整理したり、理解が中途半端なところは調べながら整理していくことで、ブログが出来上がるにつれて理解度を高められることができるようになると考えました。
私の数少ないアウトプットの練習台として、このブログで書き起こしていきたいと思います。
読みづらい記事がいくつか出てくるかもしれませんが、ご了承ください。
まとめ
私の理解力が乏しい理由
①分かったフリをしている
②人の話を聞いていない
③本当に理解していない
④アウトプットをしていない
理解力を高めるため
①分からないことはその場で解消
②何事も自分ごとに関連づける
③ブログでアウトプットする
自分に関係のないことは邪魔で関わらないようにしていましたが、その結果、本質的な理解を身に付けることができなくなっていました。
これまでの私は、いわば「暗記」でやってきたかなと感じました。
暗記をすれば、その時は上手く切り抜けられますが、暗記で覚えたことは徐々に忘れていき、結局身に付くものは何もない状態になってしまいます。
いろんなことと関連付けたり、マクロやミクロで見たり、自分ごとに関連付けていくことなど、様々な思考や視点で捉えることで本質的な理解が進むようになると思います。
物事を本質的に理解できるようになれば、相手に対して説明が上手くようになってくると思います。
普段からの工夫、そしてこのブログをアウトプットの場所として活用することで、自分の理解度を引き上げる練習を積み重ねたいと思います。
参考までに、理解力を高める方法について解説された他のサイトではこちらの本がよく紹介されていましたので、一度読んでみようと思います。
数年後、自分がいい方向に大きく変わっていたら嬉しいです。
では、頑張りたいと思います。
今回もここまで読んでいただきましてありがとうございました。
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