こんにちは。Pooh@Tokyoです。
今回はマイナポイントについて書いてみようと思います。
皆さんはマイナポイントについてご存知でしょうか?最近CMで耳にしたり、コンビニの張り紙やのぼりで見かけることもあるかもしれません。
マイナポイントはキャッシュレス決済を対象にしたポイント還元事業のことで、最大5,000円分のポイントが獲得することができると話題となっています。
9月に始まったばかりの施策のため、まだマイナポイントについて基本を押さえられていない方もいらっしゃるかと思いますので、今回は、「マイナポイントってそもそも何?」「マイナポイントでどれだけお得になるのか?」「手続き上の注意点を教えて」といった質問にお答えしていこうと思います。
私も先日マイナポイントを申込ましたが、古いスマホを使っていたため選べる決済サービスが限定されてしまったり、手続きにやや苦労したりしました。これからマイナポイントを申し込みをされる方は申請時の注意点などもまとめましたので是非参考にしてみてください。
マイナポイント事業ってなに?
マイナポイント事業とは、消費税増税をきっかけに開始された「キャッシュレス消費者還元事業」の後継となる施策のことです。消費税の増税による家計負担を、ポイント還元によって負担軽減、消費の促進を図る施策です。「5%還元」とか各社競ってキャッシュレス決済サービスを打ち出していましたよね。
この事業は2020年6月に終了したのですが、代わりとなる施策が「マイナポイント事業」です。今回のマイナポイント事業は消費の活性化、キャッシュレス決済の普及、そしてマイナンバーカードの普及が目的とされています。
マイナンバーカードを使って利用申し込みを行い、各社が提供するキャッシュレス決済サービスと紐付けます。申込をした決済サービスを使って買い物をするとマイナポイントの付与という形で消費者に還元される仕組みです。
マイナポイントの獲得にはまずマイナンバーカードが必要となるのですが、マイナンバーカードの普及率がいまだ低く、マイナポイントの利用申込数も少ないのが現状となっています。
もらえるポイント
2020年9月から2021年3月末までの間に、利用申し込みをした決済サービスでお買い物またはチャージをするとマイナポイントを獲得することができます。
還元率は利用額に対して25%で、もらえるポイントの上限は5,000円分までとなっています。
つまり20,000円の買い物またはチャージをすれば、5,000円相当のマイナポイントがもらえることになります。
マイナポイントは利用している決済サービスで使われているポイントとして付与されます。楽天カードであれば楽天ポイント、PayPayであればPayPayボーナスでポイント還元を受けることができます。
上限額は5,000円分とはいえ、25%という高還元率でお金が戻ってくるのは大きな魅力です。普段からキャッシュレス決済を利用している方はもちろん、これから利用を始めるという方もまだまだ間に合いますので、是非利用申込の手続きを進めましょう。
マイナポイントの申し込み方法
マイナポイントの申し込みから獲得までの流れについて押さえておきましょう。
マイナンバーカードを持っていない方はまずカードの取得手続きが必要です。
既に持っているという方はスマホやパソコンでマイナポイントの予約・申し込みが必要となります。(この予約・申し込みに手こずる方が多いようですが、頑張って取り組みましょう!)
マイナンバーカードを取得する
マイナポイントの利用にはまずマイナンバーカードの取得が必要です。
通知カードについている交付申請書または個人番号通知書があれば、スマホ、パソコン、郵送、あるいは証明写真機で申請が可能です。手元に交付申請書がない場合はお住まいの市区町村窓口へ交付申請書の再発行依頼を行いましょう。
マイナポイントの予約・申し込みを行う
マイナンバーカードを取得できたらマイナポイントの予約を行います。方法は4つあり、「iPhone」「Androidスマホ」「パソコン」「マイナポイント手続きスポット」にて予約と申し込みが可能です。
マイナポイントの予約ができたら、次にマイナポイントと紐付けをする決済サービスの申し込みを行います。決済サービスは電子マネー・プリペイド・QRコード・クレジット・デビットカードまで幅広いサービスから選択が可能です。ポータルサイトからの申し込みが可能ですが、決済サービスによっては決済サービスのアプリに移動して申し込みを行うものもあります。
私が感じた手続き上の注意点
マイナポイントの予約・手順については公式サイトの手順通りに行えば簡単にできるのですが、マイナポイントアプリに対応していない端末を利用していたり、パソコンで行う場合も読み込み用のカードリーダーの準備が必要になったり、そもそもマイナンバーカードを持っていない方など、環境が整っていないと思っていたよりも手続きに手間が掛かってしまうこともあります。実際に9月時点での申込者は目標4000万人に対してわずか376万人と目標の10分の1に留まっているようで、手続きの複雑さが課題となっています。
最後に、私もマイナポイントの利用申込を行ったのですが、その時に感じた手続きの注意点をまとめてみましたので参考にしてみてください。
iPhone6sじゃマイナポイントアプリが使えなかった・・・
スマホでマイナポイントの予約を行う場合はマイナポイントアプリを利用し、スマホでマイナンバーカードを読み取るのですが、アプリを利用できる対応機種が限定されています。iPhoneだとiPhone7以上が対象端末となりますので、それより古い端末ではマイナポイントアプリによるマイナンバーカードの読み込みは行うことができません。
私はiPhone6sを使っているので、残念ながらスマホでマイナポイントの予約を行うことができませんでした。そのような場合はパソコン(カードリーダーが必要)で予約を行うか、コンビニなどの手続きスポットでの予約となります。
希望していた楽天カードor楽天ペイの申し込みができなかった・・・
楽天カードもしくは楽天ペイを普段から利用頻度が高いので、マイナポイントもいずれかに紐づけたいと本来は考えていたのですが、楽天カードと楽天ペイはそれぞれマイナポイントアプリでの認証が必要となるため、私が使っている端末では利用申し込みを行うことができませんでした。またパソコンでの申し込みはいずれも対応していなかったのも結構痛手でした。
古い端末を使っていたことを若干後悔しましたが、どこと紐付けしようかなと考えていろいろ調べてみました。上乗せ分の還元でみるとPayPayやd払いなどの決済サービスがよさそうでしたが、他社サービスを追加するのもちょっと面倒だなと感じていました。できればいま利用しているところで紐付けておきたいなと思ったので、今回は楽天Edyで申し込みをしようと思いました。
パソコンから楽天Edyの申し込みを行いました
楽天Edyへの利用申し込みを行いました。他社に比べると上乗せ分の還元はやや劣るのですが、手間を省く意味でこちらを選びました。
楽天Edyへの申し込みはパソコンとカードリーダーがあると非常にスムーズでした。ポータルサイトにログインをして、Edyの情報を入力するだけで完結できました。数週間程どこの決済サービスにしようかと悩んでいたのですが、申し込みを終えるとすごくすっきりできました。
いろいろ悩みましたがマイナポイントを申し込みました。いま使用しているスマホがiPhone6Sのためスマホでのマイナンバーカード読み取り不可だったのが結構なハードルでした。PCで申込ができ、できれば楽天系でまとめたかったので、やや還元の魅力は劣りますが今回はEdyを選びました。#マイナポイント pic.twitter.com/gMNd2NIDBA
— Pooh@Tokyo (@poohlivestokyo) September 17, 2020
楽天Edyの還元はやや劣るものの、ベースとなる5000ポイントの還元は当然得られます。コンビニなどでコツコツとチャージしていきながら2万円分まではしっかり利用し、還元を受けられるようにしたいと思います。
このように利用している端末によっては、希望の決済サービスへの申し込みが難しい場合もあります。私のような状況に少しでも近いような方は、このような状況を予め想定しておくといいかもしれません。
まとめ
・消費税増税による消費の冷え込みへの対策のことで、キャッシュレス決済の普及、マイナンバーカードの普及も目的とした事業のこと
・ポイントの上限は5,000円分まで。利用額に対して25%の高還元が魅力
・マイナンバーカードを取得する
・マイナポイントの予約・申し込みを行う
・iPhone6sじゃマイナポイントアプリが使えなかった・・・
・希望していた楽天カードor楽天ペイの申し込みができなかった・・・
→利用している端末によっては、希望の決済サービスへの申し込みが難しい場合がある
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