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こんにちは、ぷーさんです。
今回はお金の使い方についてお話しします。
お金が全然貯まらない…。こういった悩みを抱える方は多いのではないでしょうか?
そんな方は、まずお金の使い方を見直してみましょう。
私も以前は給料やボーナスが入るとすぐに使ってしまっていましたが、最近はお金の使い方に変化が出てきました。
こちらは12月にボーナスが入ったときのツイートです。
ボーナス30万円の使い道
・米国株投資 40,000円
・国内株投資 15,000円
・つみたてNISA用資金 100,000円
・現金で貯金 100,000円
・残りはちょっとした買い物など投資を始めてから無駄な買い物が減ってきたと実感。今は資産を増やすことのほうが楽しいです。#積立投資 #ボーナス
— かねのぷーさん@少額投資家 (@poohlivestokyo) December 4, 2020
上記のとおり、ほとんどを投資や貯金に充てることにしました。
ここ数年でお金の使い方に対する考え方が変わったことが大きな要因です。
そこで今回は、私のお金の使い道に対する考え方を紹介していこうと思います。
お金について漠然と考えることは多いと思いますが、使い方を深く考える人はそれほど多くはありません。
この記事を読むことで、お金の使い道について新しい気付きが得られると思います。
お金を使い方を見直すきっかけ
お金が足りないことに気がついた
そもそもお金の使い方を見直すきっかけになったのが、転職して初めての給与額に愕然としたときです。
私は大学卒業後、海外で働いていました。
その後、日本で仕事を見つけて帰国したときのことです。
私は当時、税金に関する知識がほとんどありませんでした。
当時勤務していた国の所得税はかなり低く、ほとんど額面の金額が入っていました。
そのせいか、提示された額面給与だけをみて帰国を決め、生活費や家賃はこれぐらいがいいなと想定して新生活の準備を進めてしまいました。
ですが、日本では当然ながら給与天引きで税金を納めなければなりません。
手取り給与を初めて見たとき、非常に焦りました。
「これじゃ老後資金どころか、毎月の生活もぎりぎりやん・・・」
これはやばいと思い、まずは生活費の見直しから始めました。
銀行に預けてもお金は増えない
そんな焦りもあって、まずは家計簿を作成して収支を把握するようにしました。
それから固定費の見直しや無駄遣いの削減を進めて、収支をある程度改善させることができました。
しかし、老後資金の備えなどがこれではまったくできていないことに気がつきました。
そこから、将来のお金を貯める方法を探していきました。
まず思い浮かんだのが銀行での定期預金でした。
ですが現在、銀行に預けても資産は増えません。
金利のことも全然知らなかったのですが、預金金利が高かったのはひと昔前の話。
銀行にもよりますが、現在は0.001%~0.20%程度の金利です。
これでは銀行にお金を預けても一向に資産は増えないことに気づきました。
これからは自分で資産を運用する時代
「老後資金はみんなどうやって確保しているのか?」そんな疑問からいろいろ調べていきました。
すると、これからは自分で資産を運用して、老後資金を確保する時代になったということがわかりました。
政府は国民に投資による資産形成を促すため、NISAやiDeCoのような制度を整えました。
また企業年金は確定拠出年金となり、会社員は自ら運用を求められるようになりました。
社会の変化がこれまでにないスピードで進み、国や企業は国民の老後までを保証することは難しくなりました。
銀行に預金するだけで資産が増えていく、定年まで勤務して年金を受け取って生活する時代ではなくなったいま、投資による資産形成が各個人に求められる時代になったといえます。
公的年金の制度は今後も存在すると思いますが、超少子高齢化で財源が不足、寿命が伸びることで必要資金が増えるかもしれません。
またインフレが進めばもられるはずのお金の価値が下がり、満足な生活を送ることが難しくなるかもしれません。
老後資金を確保するため積立投資を開始
そこで取り組み始めたのが少額で行う積立投資でした。
毎月数千円をインデックスファンドへ積み立てることで、確実に老後資金を確保できるという手法を本やネットの情報で得ることができました。
毎月数千円の積立投資でも様々なメリットがあることも分かりました。
- 時間や複利の効果で雪だるま式に資産を増やすことができる
- インデックス型は分散力があり、手数料も低く抑えらることから失敗が少ない
- 毎月積立額を決めることで、先取り貯金の仕組みができる
「これなら自分にもできる」と思い、数千円からの積立投資を開始しました。
初めは不安でしたが、少額で積み立てしながら、投資についていろいろ調べて学んでいきました。
約5年前から、投資信託や米国株、確定拠出年金、国内株投資などに取り組んできました。
毎月少しずつ積み立て投資を行い、貯金ゼロの状態から、現在の評価額は約500万円になりました。
投資について学んでいくにつれて、資産も少しずつ増えていったのと同時に、私のお金の使い方にも変化が現れてきました。
投資を始めて変わったこと
「資産」を買うようになった
私のお金の使い方について数年前と大きく変わったのは、「資産」を買うようになったことです。
「資産」とは将来的にお金を生み出してくれるものです。
積み立て投資で購入する金融資産はその代表例です。
ハイリスクな投資商品、過度な集中投資などに注意して、適切な運用を行なっていれば、配当金や複利効果によって資産が勝手に増えていきます。
実際、私も米国株や国内株から配当金が入金され、投資信託も少しずつ評価額を増えているのを目の当たりにすると、お金に働いてもらっている実感を得ることが多いです。
モノの価値を考えるようになった
投資を始めてから、モノの価値を考えるようになりました。
例えば服は日常生活には最低限必要なものですが、同じような品質でも価格はピンキリです。
ユニクロやGUで2,000円ほどのものが、ブランドのショップだと10,000円近くするものもあります。
例えば、10,000円の服を買おうとしたとき、
- 「10,000円あれば、どれだけの株式が買えるだろうか?」
- 「10,000円で購入した株式が、毎年どれだけのリターンを生み出してくれるだろうか?」
- 「10,000円で購入した株式が、将来どれだけの売却益を生み出してくれるだろうか?」
- 「10,000円で買おうとしているこの服に、それを上回る価値をもたらすだろうか?」
と考えるようになりました。
モノの価値を考えた上で購入するようになったおかげで、無駄遣いも減り、資産形成も順調に進んでいくことができたかなと思います。
必要なモノにだけお金を使うようになった
人間の欲望には際限がないといわれています。
欲しいものを買っても、また別のものが欲しくなり、キリがありません。
また、本当は必要ではないものの、見栄でモノを買うこともよくあります。
お金は自分が必要だと感じたものに使っていくべきで、物欲を満たすがためにお金を使ったり、他人への見せ方のために使っていたらいくらあってもお金は足りません。
私にとってお金は自由を手にするための存在です。
お金がたくさんあれば老後も自由に生活ができますし、病気や怪我など困難なときは私を助けてくれる存在です。
またお金がたくさんあれば、私がやりたいことを実現させてくれます。
私は普段はあまり買い物をしませんが、身体のメンテナンス、予備校費用、旅行、未体験のアクティビティ、家族や友人たちとの食事など、私が本当に必要だと感じたモノについては躊躇なくお金を使うようにしています。
お金の使い方はもちろん自由ですが、意外と無駄遣いも多いと思いますので、改めてお金の使い方について見直してみるのもいいと思います。
まとめ
今回は私のお金の使い方について述べていきました。
私自身が給料やボーナスをすぐに使い果たしていた経験から、お金の使い方を見直す必要性を感じました。
銀行に預けても資産が増えない中、自分で資産を運用することが重要ということに気がつき、将来の老後資金を確保するため、少額での積立投資を始めました。
コツコツと積立投資を行い資産形成が進んでいく中、お金の使い方にも変化が現れました。
将来価値を生み出してくれる「資産」を買うようになったり、モノの価値を考えるようになりました。
必要なものにだけお金を使うようになり、無駄遣いも減らすことができました。
もはや大量消費の時代でありませんし、家や車がステータスという時代でもありません。
見栄や先入観に囚われてお金を使う必要はなく、お金は自分や家族のために使ったり、これから実現したいことに向けてお金を使うべきだと思います。
一時の満足感を得るためにお金を使うと、果てしなくお金を使い続けることになります。
将来、安心して人生を楽しめるようにも、いまから資産を積み立てることが大事になってくると思います。
お金が貯まらないという方は、まずはお金の使い道を考え直すことから始めていきましょう。
今回もここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。
ぷーさん
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